低周波音について

が投稿

低周波音とは一般に周波数1Hzから100Hzの音波のことを言い、その中でも特に1Hzから20Hzの人間の耳に聞こえない音波を、超低周波音と言います。低周波音に対する苦情は30年ほど前から表面化しました。発生源としては、工場・事業場、建設作業、道路交通、鉄道、航空機等が上げられます。
通常の騒音は、耳で聞き“うるさい”という感覚的な表現が使われますが、耳に聞きづらい、もしくは聞こえない低周波音は“不快・圧迫感”という心理的な表現が使われます。一般に人は、10Hzの低周波音では90dB以上の音圧時、20Hzの低周波音ではおよそ80dB以上の音圧でその低周波音の存在を認識すると言われ、さらに大きなレベルになると先の心理的な表現の苦情となる場合があります。低周波音の評価はISOで規格化されたG特性が使われるのが一般的です。

【低周波音の測定】
低周波音測定・写真